■時代に即したJC 活動
戦後64 年余りが過ぎ、我々の暮らしは大きく変化してきました。インフラ整備・技術革新が進み、暮らし自体も刻々と変化してきました。技術の進歩から、新たな職業が誕生し、また、TV ゲームに代表されるような子供の遊び方の変化・携帯電話やメールを代表とする通信手段が進化して、使い方次第では非常に便利で、快適な社会になってきました。
しかし、人の心はどうでしょうか?日本人が古来より持っていた、他人を思いやる心などの精神は、経済至上主義を追及するあまり、忘却の彼方に追いやられ、個人主義が進み権利の主張ばかりが目立つ、個と公のバランスが、ギクシャクする社会となってしまいま
した。
技術の進歩と日本精神のバランス・個と公のバランスが、現代の我々が最も見つめなおさなければならない問題なのではないでしょうか。
そんな中、我々JAYCEE は、「明るい豊かな社会の実現」を理想として掲げ、日本各地で日々JC 運動に邁進しています。しかし、その運動は完成されたものではありません。刻々と変わる時代に即した活動方法があっていい筈です。むしろ社会の進歩と心のバランス等が崩れかけている状況にあわせて、活動の方法を変化・発展していかなければならないと考えます。今後の社会の変化を捉え、常に時代に即したJC 活動に取り組んでまいります。
昨今は、様々な活動団体が存在し、「JCもある」時代となってきました。時代の変化と共に、求められるものが変わってきている事で、市民運動の側面を捉えれば活性化している
状態であると考えます。しかしJC は、他の団体とは決定的に違うものを持って、運動を展開しております。それは、単年度制であり、年齢制限です。また、全国に4 万人余りの
メンバーが在籍し、共に同じ目的を持って、活動している点です。そんな中、市民から見
るJC のイメージはどうでしょうか?決して良いイメージばかりではありません。メンバー
個々の意識を今一度精査し、JC と市民の関係を見直さなければなりません。そして、今以
上な魅力ある「まち」であり続ける為に、全国各地域で活躍する青年会議所だからこそ、
市民の先駆けとなって行動し、今の時代において・各地域において必要とされる存在であ
りたいと考えます。
■青年会議所の力の源
全国各地で活躍しているJAYCEE ですが、全国的に見ると15 年前余をピークに会員数が
毎年減少している現状があります。しかし我々(社)郡上青年会議所の現状は、近年の活動
成果が現れ、会員数は徐々に増加傾向にあります。地域社会において更に良い運動を展開
する為に、今一度当事者意識を持って会員拡大に取り組みたいと考えます。
また、入会後の対応(フォロー)を今以上に行い、「参加しやすい」「理解されやすい」そし
て、そんな「きっかけ」ができやすい環境を整えていきます。
昨年度作成したツールを引継ぎ、尚且つ、活動内容のPR・会員拡大を含めた、地域への広
報活動も、新たに展開したいと考えます。
■地域で必要とされるJC
昨年実施された、政策提言型・マニフェスト型公開討論会が、各地で行われた事により、
市民の選挙に対する取り組み方が一層明確になりました。これらはJC が率先して市民の政
治への積極的な参加を目的に行った結果であり、政治への無関心からの脱却の一歩になっ
たと考えます。今後は、マニフェストが政策に反映されているかの検証を行わなければな
りません。
市政であれば、市民にとって一番身近な問題であり、直ぐに生活に反映される事から、
我々が地域で必要とされるJC であるならば、市議会と市民とのパイプ役となる事など、よ
り一層の積極性が必要と考えます。市議会の傍聴・市議との意見交換・問題とされる地域・
内容の検証等、積極的に参加していかなければならない事となるでしょう。
また、次世代を担う子供たちの教育について、「道徳」の部分はこれから更に重要となっ
てくると考えます。「道徳」とは生きる模範であり、生きて行く中で善悪を判断する力です。
誰しも自分一人で生きている訳ではありません。お互い様の精神で支えながら社会が構築
されています。学校教育等の重要性は当然です。が、それと同時に子供は地域で育てると
いう言葉にもあるように、地域の大人が行動模範を様々な場面で子供に見せて接していか
なければなりません。JAYCEE として、青少年事業を展開する中で大人としての意識をしっ
かりと持ち次世代に伝えていくことが、地域から求められています。
■住みよい「まち」づくり
私たちの住むまちが、いつまでも安心して暮らせるまちである為に、地域の方々と力を
合わせ、どうしたら上手くまちづくりに携われるか、JC が各所でパイプ役となる様に繋ぐ
部分も担わなければならないと考えます。市政との連携を基に、郡上市として観光・食・
スポーツ等、力を入れている事業を把握し、市政とリンクしたまちづくりを行う手法も、
取り入れていかなければなりません。また、先輩より受継ぐ様々な事業も、今後は一歩踏
み出し、ブランド化をはじめ、他地域へのアピールの手法とすることも考えられます。
郡上の地域力・ブランド力を見出す事、上げる事で、まちの活性化に繋がり、郡上市民
は自分の住むまちを誇りに思う事でしょう。
■社団法人格の行方
2008 年に公益法人制度改革に関する法律が施行されました。2013 年までに、公益社団法
人・一般社団法人どちらかで、今後の進む道への移行を完了していなければなりません。
2008 年より様々な勉強会を開催し議論を重ねましたが、先ずは進まなければなりません。
定款の変更・新会計の導入等具体的に進み始めます。事業に関してもより公益性の高い事
業を積極的に行い、更に地域に必要とされる団体として、活動しなければなりません。会
計を含む事務処理方法もより高い透明性を求められていきます。
より求められる団体となるべく方向を、しっかりと自分の中で精査し、JC 本来の意味を
自覚し、当事者意識を持ちましょう。そして、新しい青年会議所活動が始められるチャン
スです!数あるNPO 法人をはじめとする目的が特化される各種市民団体と、様々な手腕で
まちづくり活動ができる、異業種青年経済人団体との違いを全面的に打ち出して事業展開
する事ができるチャンスなのです。
各種手続きに消極的になることなく、前向きにこのチャンスを活かしましょう!
■希望溢れる35 周年
ここ3〜4 年の郡上青年会議所の向上した意識変化は、皆様も感じているところと思いま
す。個々の資質向上は勿論の事、対外的にも輝かしい実績を残していると感じている事で
しょう。この進行中である進歩はどのようにして行う事ができたのでしょう。35 年もの間
脈々と受け継がれてきた「志」が、近年の目に見える資質向上に繋がっていると強く感じま
す。
「守りつくして 破るとも 離るるとても 本を忘れるな」千利休の「守破離」の教えです。
最初は教えを守り、次に自分なりの発展を試み、最後には型を離れて独自の世界を創り出
していく。35 年の節目を向かえ、公益法人制度改革も手伝い守破離の「離」の部分が時代と
共にやってきました。これからの10 年、希望に満ちた発展を目指し、今一度、35 年の「歴
史」と「志」に感謝と敬意を表しましょう。
■使命感を持ち、さあ行動しよう!
人は皆、様々な使命感を持ってこの世に存在していると考えます。経済的・物理的には
豊かなこの時代に生きている我々の使命とは何かを考えると、この平和な状況を続けるべ
く最善の努力をしていく事であります。その為には今、自分達の暮らしている国や地域の
状況を踏まえ、他国との協調関係を大切にすべきです。同時に自分の国の歴史についてし
っかり認識しておかなければなりません。自分が生まれ、生きている国の歴史を知らない
という事は、自分が何者なのかを知らないのと同じです。地域社会で活動しているコア世
代である我々青年が、日本人としての考え方をしっかりと自分自身の中に確立する事で、
青年の力が発揮されるのです。
日本人としての誇りを胸に抱き、使命感を持って
時代に求められるJAYCEE として、さあ行動しよう!!
日本人としての誇りを胸に抱き、使命感を持って
時代に求められるJAYCEE として、さあ行動しよう!!
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