私がJCに入会して9 年目を迎えます。この9 年間のJC活動の中で、非常に多くの人たちとの出会いがありました。ひとつひとつの出会いには、会議や活動を通して、自分自身を成長させていただいたという想いが詰まっています。私が出会った全ての人に感謝いたします。また、その活動に対し理解・協力してくれた家族にも感謝します。
 
 昨今、多くのメディアでは、家族間での殺人や手本となるべき人たちのモラルを無視した犯罪、凶悪事件を見ない日はありません。自分さえ良ければという利己主義、世の中全ては金だという拝金主義がはびこっている現状は、目を覆うばかりです。これからの未来を担う子どもたちにとって、決して良い環境だとは思えません。
なぜそんな世の中になってしまったのか。我々日本人はそんな国民ではなかったはずです。
かつての我が国では、お互いを思いやり、助け合い、励ましあって日本人というアイデンティティーを守ってきたのではなかったでしょうか。
確かに日本は高度成長を遂げ、生活は安定し、何をするにも便利な国になっています。しかしその成長の過程で、大事な事を忘れてしまっているような気がします。
人や物を思いやる心・精神を宿し、それを子どもたちに伝えていく。それこそが親の責任、また地域のリーダーとなるべきJCの責任だと考えます。
 
 昨年郡上JCは、岐阜ブロック協議会会長・役員を輩出し、また多くのメンバーが日本JCを始めとする各種出向を経験してきました。LOM内活動だけでは得ることの出来ない貴重な体験をし、新たなスキルを蓄えています。そのスキルをLOMに落とし込むことにより、LOM全体のスキルアップに繋げて欲しいと思います。そのためには委員会を活発に行い、議論を繰り返し、事業を成立させるという過程が大切です。
JC活動とは「会議」をすることが重要なファクターのひとつだと思います。事業模索から始まり、委員会、執行部会、理事会での議論を重ねて、やっと形になっていく。悩んだり迷ったりすることもあるかもしれません。しかし私たちには志を同じくする仲間がいます。先輩方もいるのです。お互いに助け合い、切磋琢磨しながら「会議」をし、目標に向かって頑張っていきましょう。「自分自身(個)」の成長は「FAMILY(輪)」の成長となり、多くの議論をすることで郡上JC全体がまとまり、より良い事業、活動が生まれてくることは間違いないでしょう。
  本年度は、“中青会合同例会”“岐阜ブロック野球大会”の主管や、日本JCの推奨する協働事業の開催等と対外的にも対内的にも大きな事業があります。事業の成功に向かってメンバー全員で議論し、準備をし、協力することにより連帯感が生まれ、そこで得られた経験は自分自身のスキルとなり、必ず財産となるはずです。
 
 国会で「公益法人制度改革関連3 法案」が可決され、我々JCも公益社団法人か一般社団法人かを取得しなければ、団体解散となってしまいます。公益社団法人とは「積極的に不特定多数の者の利益を実現する」ことを目的とする事業を行う非営利法人を指します。
JCの活動とはまさに地域のため、公益のために事業を行う団体です。一般社団法人ではなく公益社団法人でなければ、その目的を達成することが難しくなってしまいます。
だからこそJCは、「明るい豊かな社会の実現」のために、公益社団法人である必要があるのです。次年度以降に繋げていけるよう、しっかりとした対応をしていきます。
 
 会員の減少という問題は全国に広がっています。郡上JCも創立時には80 余名のメンバーが在籍し、私が入会した当時も40 名以上のメンバーがいました。現在は30 数名での活動となっていますが、これ以上の減少は事業費を圧迫し、やりたい事業が出来なくなってしまう危険性を感じずにはいられません。今年以降3年間での卒業予定者が10 名いる現状を受け止め、それ以上の会員拡大をメンバー全員で展開していきましょう。
 
 私たちは多くの人と関わりを持って生活をしています。仕事に関係する人、JCの仲間たち、友人、そして一番身近に居る家族。人との繋がりがあってこそのJC活動です。その繋がりが大きな輪となり、まちづくりやひとづくりに波及していくでしょう。
自分の家族と接するように、思いやりの心、いたわりの心を大切にしていれば、おのずと周りの人たちの協力や支援を得られ、自分自身の糧となると思います。郡上JCがひとつのFAMILY(輪)となり、地域にとって無くてはならない存在になることを望みます。
 
 皆さんの力をお借りし、私も一所懸命頑張っていきます。一年間よろしくお願いします。

社団法人郡上青年会議所
33代目理事長 藤代 徹也

メンバー相互の連帯・協力
会員拡大の強化
諸大会への参加
出向者への支援
協働事業へのエントリー・開催

 
FAMILY 〜思いやりの心〜

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