〈基本方針〉
　
　2024年度、私たちの委員会は会員拡大と資質向上という2つの役割を担います。理事長所信にもあったように昨今の会員減少により郡上青年会議所の現役メンバーは15名でスタートとなります。私自身もメンバーとして運動させて頂いたのは昨年度からです。様々な役職を経験した現役メンバーが少ない中で、過去から現在まで引き継がれてきた運動や様々な想いや目的を持って参加した郡上青年会議所で思い描いた活動や成果を出すことが難しい状況となっております。現役メンバーや新たに入会を検討している方にとって会員であることが有益で魅力的な組織になるためにも、現役のメンバーが郡上青年会議所を楽しむ姿勢を常に持ち続け、更なる資質向上ができるような運動を展開していくことが会員拡大にもつながっていきます。
　3月は中青会合同例会に参加します。普段なかなか交流する機会がない中濃 5LOM のメンバー同士が集まる機会です。新たな仲間たちと新しい目線や学びを得ることが出来る有益な場になります。
　4月はメンバー同士の絆を深める事業を計画します。現在は、入会歴が浅いメンバーが多く、メンバー同士が深く関われていないのが現状です。まずは皆が強い仲間意識を持ち、困っているメンバーがいたら自ら声を掛け、助け合いができる環境づくりが必要です。そのような環境づくりのために、楽しみながらメンバー同士が絆を深めることができるような事業を行います。
　8月は昨年度からの継続事業として郡上おどりに携わる事業を計画します。昨年の事業の結果、郡上青年会議の認知度、そしてイメージの向上を図ることができました。しかしながら、まだまだ郡上青年会議所がどんな団体なのかどんな活動をしているか知らない方も多くいらっしゃいます。郡上踊りは郡上を代表する風物詩であり、誇りです。そのような郡上踊りに携わる事業を継続して行うことで昨年度に引き続き、本事業を通じて郡上のためになる素晴らしいことを楽しみながら取り組んでいる、そんな姿を今年度の事業に参加していただく方、見ていただく多くの方々に知ってもらい、郡上青年会議所の知名度とイメージのさらなる向上につなげます。
　10月はメンバーの資質向上に繋がる事業を計画します。地域のリーダー、青年経済人として第一にリテラシーが必要不可欠だと考えております。リテラシーとは、現在では様々な分野における知識やスキル、理解力を含んだ能力のことを指します。皆さんにはリテラシーの中でも私の事業分野でもある金融に関するリテラシーを学んでいただき、情報があふれる現代の中で、その情報を適切に取得、理解、評価し、またそれをうまく取り扱うようになれる人財になって頂けるような事業にします。
　11月は JC の森事業を行います。郡上青年会議所が 10 周年記念事業として約 60 年間国有林を造林、管理する契約を締結したことから始まり、代々先輩諸氏が受け継いでこられた森を次年度以降へと引き継いでいきます。
　通年事業として3分間スピーチを設営します。現在の社会では情報収集などの入力、構成や内容などの加工、スピーチする出力のスキルは必須となっています。3分間の中に伝えたい情報をまとめ、その内容を加工し、自分の考えを伝える練習をすることにより、スピーチ能力の向上につながる場を提供します。
　1年を通し、新入会員が次代を担うメンバーへと成長するためのきっかけになる機会を提供することは必要不可欠です。新しい仲間が同じ方向を向いて真摯に課題に取り組めるよう、新入会員勉強会を設営します。
　本年度、初めて委員長という大役を任されました。微力ながら郡上青年会議所の益々の発展のため、尽力していきます。